【ポーカー】VPIPって何?数字の意味と適正値を教えます!【初心者向け】
ポーカー(テキサスホールデム)のゲーム、「Mホールデム」や「ポーカーチェイス」をプレイしていると、そのデータの中に、
”VPIP”というものがあるのを見たことはないでしょうか
これは、「Voluntarily Put Chips In Pot」の略となっており、
「ポットにチップを入れた率」を表しています。
つまり、プリフロップの時点(場にカードが並ぶ前の時点)で、レイズやコールをして、場にカードが並べられる段階までゲーム参加する割合となっています。
これで、何がわかるかというと、どれだけ積極的にゲームに降りずに参加しているかが、一目でわかるわけです。
さて、じゃあその数字がどれだけになればよいかというと、
一般的には、初心者は20%前後になるようにするとよいといわれています。
基本的に5回に1回は、レイズやコールをする計算となります。
初心者は、「そんなに参加しないの!?」
と驚かれるかもしれませんが、その理由を整理していきましょう。
テキサスホールデムは、もちろんですが基本的に勝者は1人しかいません。
つまり、例えば3人がベットしていても、2人分のベットは無駄になってしまいます。
じゃあ、一番効率がいいのはというと、確実に勝てるという時だけ、ベットをするのが負けない方法となるわけですね。
そうすると、人数分の1回ベットするのがよく、例えばポーカーチェイスの一般的なルールの6人ならば、6回に1回ベットするのが無駄のない賭け方です。
もちろんそうはいっても、完璧に勝ちを予測することは不可能かつ、人数でも変わるため、基準として20%といわれているわけです。
ただ、これは一番参加基準を厳しくした時にこのぐらいになるという基準になります。もちろんプレイスタイルによっては、もう少し高い数字となるといわれています。
しかし、高くても上位のプレイヤーは40%を超えることはほぼありません。
1回にレイズする量などにもよりますが、そこからは基本的には勝つ確率に対して負け分を回収しづらくなってくるためです。
ホールデムというゲームは、自由度があまりにも高く、正解はありません。
しかし、なにも基準がわからないうちは、5回に1回という数字を意識すれば、負ける確率をぐっと減らすことができて、勝率も上がってくることでしょう。
まずはここを目指してゲームに慣れて、自分のスタイルを模索していきましょう。
どんなハンドが配られたときに参加すればよいのかという基準については、個人の考え方もありますが、以下の書籍が詳しく説明していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。